蕪村の句碑
娘の病気平癒祈願に訪れた
与謝蕪村が詠んだ句
「粟嶋へ はだしまゐりや 春の雨」
粟嶋堂は西山浄土宗に属する宗徳寺境内のお堂です。昔より「あわしまさん」と呼ばれ、親しまれてきました。宗徳寺は応永年間(1394〜1427)に行阿上人がこの地に開山し、ご本尊は阿弥陀如来です。粟嶋堂は宝徳年間(今から約600年前)に南慶和尚が紀伊の国、淡島にて虚空蔵菩薩像を感得せられて上洛の途上、俄かにこの辺りで重くなったのを、ご神意として鎮守・粟嶋明神としてお祀りしたのが始まりといいます。
江戸時代には粟嶋明神の霊験は広く伝わり、孝明天皇、光格天皇は度々ご代参され、歴代の后妃も篤くご信仰されました。また俳人の与謝蕪村や文人画家の富岡鉄斎も当堂にお参りし、今もその足跡を残しています。
本地佛
垂 迹
虚空蔵菩薩
少彦名命
ご利益 諸病平癒
男女腰から下の病・婦人病の平癒
安産・子授け 良縁結び 不老長寿
その他、女人一生のご守護
11月3日 大般若転読会
5月5日 柴燈大護摩供
1月3日 新春祈祷会
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電車の方へ
JR京都駅を出て、西へ徒歩10分。
お車の方へ
お車の方は門をくぐって境内にご駐車ください。
午前9時から午後5時まで、毎日開門しています。
粟嶋堂宗徳寺
〒600-8257
京都市下京区三軒替地町124
TEL/FAX:075-371-2332